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真の終活とは

こんにちは、武藤頼胡です。

3月3日はひな祭り。いつから始まったのか諸説ありはっきりわからないようですが、一般的になったのは江戸時代。「初節句」というものができ、全国的に広まったようです。けがれをはらい、すこやかな成長を願い行う桃の節句。こういう儀礼は後世にも遺していきたいものです。

前回はなぜ終活を広めたきっかけについてお話ししました。
今回はその続きで
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「真の終活とは」

前回の通り、終活カウンセラーという資格をつくりたかったのではなく、終活を広める手段として、しっかり終活を学べる仕組みの検定にしたのです。
ではこの終活昨今どのような状況なのか、社会情勢と共に見て行きましょう。
2024年は9月16日が敬老の日でした。この制度、皆さんもご存知な通り、以前は9月15日でした。

昭和22年に兵庫県の野間谷村が独自に祝日にしたことから始まり、当時はなんと55歳を対象として敬老会を開催したとのことで、私(54歳)もおばあちゃんと誰からも呼ばれる時代でした。そう平均寿命が52、3歳だったのです。それから78年経って今は人生100年時代となりました。皆さまもこの100年をどう生きるか考えていらっしゃいますか。「100歳生きる」ということを意識されていますでしょうか。

金さん、銀さんという双子のおばあちゃんを覚えていらっしゃいますか。100歳の双子の姉妹ということで一躍スターなりました。そして活躍されていた時からもう約30年以上経ちました。当時は100歳以上の方は4000人余りしかおらず、双子ということで大変珍しかったのです。

そして2024年の敬老の日を前に厚労省が今年の100歳以上の人口は「9万5,119人」と発表しました。
実に金さん銀さんの頃から20倍以上増えています。

では未来はどうでしょう、約30年後の2050年には100歳以上の人口は経産省によると“50万人を超える見通し”とのことです。この数字から、人生100年時代というのはあながち嘘ではなく、このようなエビデンスがあるから言われています。しかし、私が講演する際に必ず来てくださった先輩方に「100歳まで生きたい方???」とお尋ねすると、あまり手が上がらないのが現実、むしろ「そんなにいいわ!」と手を横に大きく振る方も結構いらっしゃるのです。

なぜ長生きが喜ばれないのか・・・
それは長生きを楽しみではなく「リスク」と考えていらっしゃるからです。身体の具合どうなるのかしら、お金足りるかな、子供たちが迷惑と思うかも。日本社会どうなっているのか、年金は?医療体制は・・・など、喜びより先に心配が大きいのです。

だからまずは終活ってこう思ってください。
「終活とは死に支度であるとともに生き支度でもあるのです」

そう人生100年時代をどうより良く楽しく生きがいを持つのか、そのための終活なのです。そう考えると終活の第一歩として「最後まで元気に」を目指すことかもしれませんね。

次回はこの「最後まで元気に」のヒントについてお話ししたいと思います。
暖かくなったと思ったら、雪が降りそうな今日この頃、どうぞ元気にお過ごしくださいね

武藤頼胡

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